季節のお便り イベント・観光
秋の装い~宝山湖
2019年10月2日

いつも、かんぽの宿観音寺のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、当宿のお客さま、村井邦重様よりご提供いただきました、
秋のお出かけにおすすめの場所の、素晴らしい写真をご紹介させていただきます。
見頃を迎えた宝山湖の彼岸花の写真です。
彼岸花といえば、道端や田んぼなどでちらほら見かける秋の花ですが、
こちらの彼岸花は地元の方々が大切に育て、斜面いっぱいに見事に咲き乱れています。
彼岸花って赤色だけだと思っていましたが、白い花もあるんですね!
皆さんご存知でしたか? 赤と白、紅白でおめでたいです!!

宝山湖は、三豊市の財田町と山本町にまたがる香川用水の調整池で、
香川県の慢性的な渇水状態の緩和や大地震などの不測の事態に対処するため、
水道水を一時的に貯留しておき、活用するための調整池として平成21年に完成しました。
貯水量は約300万立方メートルです。
芝生広場なども整備され、のどかな市民の憩いの場としても活用されています。
ところで、白い彼岸花が珍しかったので、ちょっと調べてみました。
白い彼岸花は、ヒガンバナ属の白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ)と呼ばれる花だそうです。
白色は、赤色の彼岸花と黄色の鍾馗水仙(しょうきずいせん)の自然交雑種による「白化変種」という
遺伝子の変異によるものといわれています。
赤と黄を足して白?? 不思議な感じですね。
絵の具を混ぜるようにはならないのは、遺伝子の神秘なのかもしれません。
花言葉は、「また会う日を楽しみに」「想うはあなたひとり」。
白い清楚なイメージでどおりの素敵な花言葉ですね。
彼岸花は見頃が短いのですが、撮影いただいた宝山湖までは、当宿から約10.5㎞、車で約16分です。
香川観光の候補のひとつに加えていただけますと嬉しいです。
ぜひ、四国へ、さぬきへ、お越しください。
場所:香川県三豊市山本町神田乙500−1 宝山湖