季節のお便り その他

短歌シリーズその3(七首目)ですっ!

2021年2月21日

皆さま、こんにちは。ブログ担当のツヨです。
いつも当宿のブログをご覧くださり、ありがとうございます。

当宿OBで宮崎県日向市にお住いの柏田さまが、
お詠みくださった短歌をまた届けてくださいましたので、早速、ご紹介しま~すっ!

2021年3月7日の開通が待ち望まれますっ!(撮影:2021年2月7日)

七首目:

「健磐の 蹴破る神話 阿蘇立野 つなぐ懸け橋 「晃(ひかる)」の夢も!」

(たけいわの けやぶるしんわ あそたての つなぐかけはし ひかるのゆめも)

いかがですか、この短歌?今回もすばらしいですよネ。
それでは勝手ながらツヨから、おそらく柏田さまはこういうお想いを込めて詠んでくださったのであろうの説明を少しさせていただきます。

2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋の架け替え工事がもう間もなく完成し、2週間後の3月7日に新阿蘇大橋(仮称)として開通する予定です。「つなぐ懸け橋」とはそれを意味しています。

どうして「架ける」ではなく「懸ける」なのかは、これを読んでいただくうちにお分かりになられると思います。

「健磐の 蹴破る神話 阿蘇立野」とは、阿蘇外輪山は一つの輪で連なっているのではなく、一角が途切れていますが、これに関する阿蘇の神話があります。その昔、健磐龍命(たけいわたつのみこと)が、カルデラの中の満々たる湖水が田畑に流れるように蹴破った所がその途切れている一角なのです。蹴った時に力余って尻もちをついた命が「もう立てぬ」と言ったことから「立野」という地名になったと言い伝えられていまして、新しい橋が完成する地でもあります。

そして、「「晃(ひかる)」の夢も!」ですが、皆さまも覚えていらっしゃると思います。
この「晃(ひかる)」とは、阿蘇大橋付近を車でご通行中に、地震の大規模な土砂崩れに巻き込まれてお亡くなりになられた当時大学生だった〝大和晃〟さまのことなのです。県などの捜索が打ち切られても親御さまたちが必死の捜索活動を続けられ、地震発生から約4か月後に晃さまのご遺体が収容されたのでした。

新しい橋が完成して阿蘇の将来に期待を寄せる夢と将来の前途洋々たる未来の夢半ばでお亡くなりになられた晃さんの夢をもいつまでもつなぐ渾身の一句です。

柏田さまは、阿蘇から離れられて既に3年9か月間が経過しようとしていますが、今でも阿蘇を愛し続けてくださっているとともに、地震で被害に遭われた方々、大和晃さま・親御さまたちの痛みをずっと忘れないでいらっしゃることにツヨは強く感動しました。

これで、過去の二首目「豊肥線 待ち待ち焦がれ 4年半 阿蘇の復活 スイッチバック」、六首目「阿蘇五岳 積年の夢 峠道 トンネル抜けて 冬も安心」と合わせての“阿蘇三部作”が出来上がりました。

柏田さま、ありがとうございます。これからもステキな短歌を心からお待ちしていますっ!!

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